院長 長岡 徹 プロフィール
さっぽろ
麻生メンタルクリニック
院長 長岡 徹
平成26年12月1日より、札幌市北区の地域医療に貢献してきた麻生メンタルクリニックを継承開業することになりました長岡 徹と申します。
この10数年で精神科医療は大きく変化を遂げています。うつ病患者数の増加、うつ病の病態の多様化、少子高齢化の進行とそれに伴う認知症高齢者の増加等によって、これまで以上に精神科医療へのニーズは高まっています。また薬の進歩も進み、多くの新規抗うつ薬、抗精神病薬が臨床現場では使用することが可能になっています。しかし、薬だけの治療では対応が難しい状態も多く、患者さん一人ひとりの背景を理解しながら、患者さんに適した治療をオーダーメイドで提案していく必要性を実感しています。そのために、治療前と治療後のフォローにも力をいれていまいります。具体的にはメッセージカードの準備や初診後の状態伺いメール等があります。また、患者さんの症状に合わせてグループワークを通した症状の改善・治療を行っていくことを実践してまいります。
心療内科・精神科の治療はその病気だけを診ていても不十分であり、より全人的な医療が求められます。簡単なことではありませんが、常に自分自身が患者さんから育ててもらっているその気持ちを忘れずに日々の診療に精進していきたいと考えています。
私は縁あって大学時代よりこの札幌の地でお世話になっております。札幌の四季の移り変わりの美しさ、住み心地の良さ、人のよさといった魅力にひかれ、これからもこの大好きな札幌で、患者さん一人ひとりの声を聞いていきたいと考えております。当クリニックのある麻生地区は札幌市北区の交通の中心であり、地下鉄、バスターミナルと多くの人が集まる地域にあります。一人でも多くの人のお役に立てるように身近なこころの相談窓口をめざしておりますので、ご相談いただければと思います。
院長 長岡 徹
略歴:
札幌医科大学卒業
手稲渓仁会病院にて初期研修後、札幌の民間病院(香雪病院、手稲病院等)に勤務。
また福住メンタルクリニック、札幌駅前クリニックにて非常勤勤務。
資格:
精神保健指定医、日本精神神経学会専門医
所属学会:
日本精神神経学会
日本うつ病学会
日本依存神経精神科学会
日本老年精神医学会