依存症疾患
人はあるものに夢中になることはよくあります。しかし、やめようとするとイライラが募り、我慢できない状態になる症状が起きる場合があります。これを依存症と言います。
最初は軽い気持ちでストレス解消にと始めたことなのに、いつしか自分が支配され、その欲求をコントロールできなくなるのが依存症です。
麻生メンタルクリニックでは、下記の依存症に対応します。
アルコール依存症
薬物の中にはその使用によって悪い結果が起こっているにも関わらず、本人の意思では中止できなくなるものがあり、このような性質の薬物を依存性薬物といいます。たとえば麻薬、覚醒剤、睡眠薬、鎮痛剤、アルコール、たばこなどにも依存性があります。
アルコール依存症とは、飲酒によって様々な悪い結果が起こっているにもかかわらず、飲み続けるのをやめられない状態を言います。
※当クリニックは、札幌市のアルコール依存症専門医療機関に認定されています。
アルコール依存症 症状と治療方法を読む
向精神薬依存
現在、薬物依存症の原因として、1位は覚醒剤、2位は危険ドラッグ、そして3位に向精神薬(睡眠薬、抗不安薬等)となっています。向精神薬の服用で薬物依存症になった患者の割合が、平成12~24年の12年間で約2倍になったことが最近の研究で示されています。
向精神薬依存 症状と治療方法を読む
ギャンブル依存症
依存症としての病理の本質は、アルコール依存症やその他の依存症と変わりません。
すなわち、ギャンブルをやり出したらお金がなくなるか、店が閉まるまでとまらない(コントロール喪失:loss of control)、ギャンブルをやりたくて、やりたくなるとどうにもならず抑えられない気持ち(渇望:craving)が見られます。このコントロール喪失、渇望はどの依存症でも中核的な症状と言えます。
ギャンブル依存症 症状治療方法を読む
ネット依存・ゲーム障害
ネット依存の90%がゲーム障害といわれています。ゲーム障害はゲームに熱中し、利用時間などを自分でコントロールできなくなり、日常生活に支障をきたす病気と考えられています。
WHO世界保健機関では、新たな病気として2019年5月に国際疾病分類に加えられています。
ゲーム障害は圧倒的に10代に多く、正確な患者数は不明ですが、90万人近いと考えられています。
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