不安障害
人が生活していく上で不安を感じることは当たり前で、人生の転機を迎えるときや、何かに挑戦するときなど、誰しも不安を感じることはあります。
しかし、その不安が行き過ぎたとき、心も身体も過度に緊張してしまい、不調を起こすことになります。
例えば、
- 「ばい菌が体内に入ると病気になるから、手を洗い続けなければならない」
- 「事故が心配で、交通機関を利用できない」
このように、過度な不安を感じるようになった状態を「不安障害」と呼びます。
麻生メンタルクリニックでは、不安障害に対応します。
社交不安障害
社交不安障害(social anxiety disorder:SAD)は、以前はまれな病気との認識でしたが、疫学調査では3~13%という高い生涯有病率であることがわかり、さらに社会生活における障害も大きいことが明らかになっています。
他人の注目を浴びるかもしれない社会的な状況に対して、持続的な恐怖を抱き、自分が恥をかいたり、恥ずかしい思いをするような行動することを恐れる状態を指します。
社交不安障害 症状と治療法を読む
全般性不安障害
基本的な特徴は、多くの出来事または活動に対する過剰な不安と心配が見られることです。
不安と心配の強さ、その期間、頻度については、心配な出来事の実現の可能性に釣り合わず、その心配を抑えることができず、その心配のせいで仕事などへの集中力を著しく妨げられている状態です。
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パニック障害
パニック障害とは、予期しないパニック発作が繰り返される状態をいいます。
ある日、突然、激しい動悸、息苦しさ、めまい、発汗、吐き気などが出現します。突然起こるため、不安になり緊張もすることで、気が遠くなり死ぬのではという恐怖に駆られます(パニック発作)。
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