働く人のこころの健康相談
仕事に関する悩み(上司との関係、同僚との関係、長時間労働、職場のいじめ、パワハラ、セクハラ、過労等)は人それぞれあるものと思います。日本では1998年から2011年まで自殺者が3万人を超えており、その後、2012、2013年も2万7、8千人と依然として高水準のままであります。また自殺者の7割が男性、40歳から60歳以下の最も働き盛りの人が多く、自殺による社会、経済的損失は甚大なものとなっています。
職場でみられる精神疾患も、うつ病(若者のうつも含む)、躁うつ病、発達障害、適応障害、統合失調症、アルコール依存、不眠症など様々であります。これら病気になる以前から相談できる場をもつことで、休職に至らず働きながら体調回復できることが理想と思われます。
また必要に応じて、産業医の先生とも連携しながら対応をすることも大切です。